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それから、朱実が帰って来たのは夜中近くでした。 もし本当に実家に居たのなら40分で帰って来れる距離を数時間かかっています。 遠方の彼氏の所に居たのか… 彼氏が朱実を帰したくなくてギリギリまで引き止めてたのか… それとも、朱実の方が男と離れられなくて、ギリギリでも抱かれて居たのか… とにかく私は朱実が男と一緒に帰って来た場合は一歩も家に入れないつもりでしたが、朱実は車から買い物した食材やらを詰め込んだ大きなバッグを抱えて、家に普通に入って来ました。 そして、リビングのソファーに座る私の方をチラッと見て確認すると、一切、私とは視線を合わさず、自分を誤魔化すように、実家の母がどうとか、近所のおばちゃんがどうとか、スーパーで野菜がどうとか、朱実が居なかった間の事件のニュースや芸能人のゴシップなど、独り言のように一方的に喋ります。 私はしばらくその朱実の滑稽な誤魔化し方を見ていましたが、 『もう終わったから…と言うなら、お前がどこで、誰と居ても仕方ない…でも、此処に帰って来るなら、連絡だけはしないといけないだろ?…それとも、男から連絡さえするなと言われたか?…それさえもできないように、その男の奴隷として調教されているのか?…応えられんだろ?…応えられなくても、まず最初にごめんなさい…だろ?』 朱実はそれから黙り込んで一言も、何を言っても応えませんでした… 『子供たちは寝たぞ…』 その言葉だけに、 『うん…ごめんなさい…』 とだけ応えました…家族を裏切っても、まだ母親の気持ちだけはあったのでしょうか。 私はリビングのソファーから立ち上がると、 『俺も手伝うから早く荷物まとめろ…明日も仕事だから、ちょっとでも寝たいし…』 と言うと、 『mixiの人とはもうメールしないって言ったから…』 と言いました。 『それは嘘か本当か解らんけど…荷物だけ取りに来たんじゃないのか?』 と言うと、 『嘘じゃない…もうメールしない…荷物もまとめないし…出て行かない…シャワー浴びるから…もう寝よう…』 そう言って私の横をすり抜けて風呂場に行きました。 朱実からは、家には置いてない、キツい香水のようなシャンプーの匂いがしました。 きっと、家に帰る前にも、男に抱かれた匂いや汗を消すためにシャワーを浴びたのが解ります。 いや…それどころか、きっと朱実は、慎太郎にしたように、性奴隷ソープ嬢となって、男と一緒に風呂に入ったことでしょう。 結局、朱実は家に居て、妻と母親をしていますが、昨日の夕方にキッチンで夕食を作っているときです…突然、朱実の携帯が鳴ったんです。 私はリビングでテレビを見ていたので話の内容は解らないのですが、短い会話をしていました。 その様子が、あきらかに私を避けたいような朱実の態度でしたので、嫌な感じがしましたが、あえて私は朱実に『誰から?』とも聞きませんでた。 それから朱実は近所に回覧板を持って出たのですが、ふとテーブルを見ると朱実の携帯が置いてありました。 そのとき、朱実の携帯(スマホ)にメールが来たみたいでした。 メールフォルダーやさっきの電話の着信履歴を調べたい…しかし、メールフォルダーにはロックが掛けられたままだろうし…例え女房が浮気をしていても、勝手に見るのは人としてどうなのか…でも、人として…と言うなら、浮気をしている方が人として悪いんじゃないか…そう迷っているうちに朱実が戻って来てしまい、携帯を見るチャンスを失いました。 夕食を食べてるときに、突然、朱実が 『明日、帰って来る…』 と言いました。 私は(やっぱりな…)と思い… 『うん…さっきの電話か?』 と聴くと、朱実は小さな声で 『うん…』 と応えます。 『お前は電話一本で呼び出されたら、いつでも駆けつけて、ご主人様にご奉仕する奴隷だったからな…家族を棄てて…ホントはもう…今すぐにでも行きたいだろ?…明日って言わずに、今から言ったらどうだ?…それほど、俺より、家よりもご主人様のチンポが良いなら…もうご主人様を思ってオマンコ濡れてるだろ?…ご主人様も、旦那より、自分を選んでくれる奴隷に喜んで、ご褒美のチンポくれるんじゃないか…?』 私は悔し紛れの言葉で朱実を陵辱しました。 『違うから…実家の母の誕生日で買い物行きたいから連れて行けと言うのよ…プレゼントとかもあるし…』 『それなら子供たちもおばあちゃんの誕生日に行きたいやろ?』 『子供たちは学校があるから…また今度連れて行くよ…それに、別に誕生日パーティーするわけじゃないし…』 『ふーん…でも、さっきの電話…会話は聞こえなかったけど…ハイ…ハイ…って敬語で応えてたな…まるで、ご主人様に言うような返事じゃなかったか?』 『…』 朱実は黙ってしまいました。 図星だったって証拠です…。 『引き止めても無駄だろ?…行くなら行けばいい…どうせ俺は寝取られるしかない情けない男だし…またいつ帰って来るかも解らんしな…でも、その代わりだ…またこの家に帰って来たかったら、家の事だけはちゃんとして行けよッ!』 『うん…解ってる…』 そうして、朱実は夜中の3時から掃除と洗濯をして、今日の料理まで作って行きました。 『なら…今から行って来るね…できるだけ早く帰って来るから…』 そう言って私の唇にキスしましたが、朱実の姿はタイトのミニスカート、黒のガーターベルトに派手な柄のストッキング…ケバい化粧とラメ入りの真っ赤なルージュ…シルバーのピンヒール…まるでヤクザの情婦か外国人の娼婦です。 今どき、飲み屋のホステスでもしないでしょう…モロ、それが男と会うんだという、なによりの証拠です…。 婆の誕生日に着て行く格好とメイクではありませんし…今夜の夕食のおかずまで作って行ったのが、今夜は帰って来ないという事なんです。 9時過ぎ頃、朱実からメールが来ました。 前に連絡をしないことを怒られているから反省して、メールをして来たのかと思いました…が、内容は ″もうすぐ着くよ(車の絵文字) いっぱい楽しみましょう(ハートの絵文字が三連)″ です…自分の母親に送るメール内容でも無く、まして家を出たんですから″もうすぐ着くよ…″って事は、私に送る内容でもないですよね…あきらかに、男に送るメールを私に間違えて送信したのです… それに私にはハートの絵文字なんて使った事はほとんどありません。 私たちは元々、私がdocomoで、朱実がauの携帯だった為、文字化けしないように絵文字じゃなく、今も顔文字しか使わないのです… 『彼氏と間違えてるぞ! 早く会いたくて、浮かれて間違えてる…いっぱい楽しめばいい… 彼氏か…愛人か…ご主人様かは知らんけど…やっぱりmixiの男と別れてなかったんだな? 親の誕生日? なんで、嘘ばかりつぐんだ? 俺はお前が他の男を好きなら、いつでも別れてやるって行ってるハズだ!』 と返信しましたが、朱実からは返信がありません…。
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