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グルグルグル… 「大丈夫!?」 「うぅ…お腹いたい……くぅっ」 三咲がトイレに並んでから20分が経過していた。遼一はもう限界らしく手をお腹に、もう片方の手をお尻に当てる情けない格好で便意と闘っていた。そんな遼一を三咲は興奮しながらも心配そうに声をかける。 ギュルギュルギュルッ! ププッ! 「……っ!!」 おならだった。だが、もしかしたらもう出てしまっているかもしれない。 プスー 強烈な匂いが三咲の鼻をつく。 「ごめんなさいっ…」 「大丈夫よ。下痢してるときは仕方ないよ」 「でもちょっと楽になった…」 おならをしたことでひとまず波が去ったのか遼一はほっとした顔をしていたがその顔には珠のような汗が浮かんでいた。三咲はたまらなくなってハンカチを取り出し遼一の汗を拭いてあげた。 「あっ…!ありがとうございます…」 「まだ空かないのかな…私ももうそろそろ限界なのよね…」 そう言いながらお腹をさする三咲を見て遼一は質問した。 「あの…お姉さんも大きい方ですか?」 「まあね…でも下痢じゃないから大丈夫よ(笑)」 遼一の便意ほどひどくはないが三咲ももうかなり緊迫した状態だった。お尻に迫る感覚はどんどん強くなり、さっき遼一に順番を譲ったことを後悔しだしていた。 (もう待ってられないっ) 三咲はドアをノックしてみた。するとノックを返す音と共に、若い男性の声で「まだお腹がいたくてもう少しかかります。すいません…」という返事が返ってきた。 三咲は愕然とした。このままだと二人ともウンチを漏らしてしまう。 三咲は遼一の方を見た。今ならまだ遼一は動ける。三咲は遼一に言った。 「ねぇ、急いで他のトイレ探しましょ!このままだと二人とも漏らしちゃう。たしかこの近くに大きな公園があるからそこのトイレ行きましょう!」 「えっ…わ、わかりました!行きましょう」 三咲と遼一は急いでコンビニを出てその公園に向かった。
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