[1]なっちゃん
2014/07/06 21:08

自分と同じ信条を持ち、それが多数派の強力な集団と溶け合っているうちはいじめのターゲットになりにくい。むしろ、裁くことができる立場にある。

しかし、少数の異質なグループはその場合とは違って、強者に一方的に裁かれる立場にある。そのとき、多数派の集団と衝突し、無残にも処刑されてしまう。

何も多数か少数かという、数量が悪いということを言いたいわけではない。

問題は、自分たちとは異なる他者との共存のありかたにある。これが解決されなくては、何十年何百年経ってもいじめは起き続けることになる。なぜなら、自分にとって異質な存在というのは、その価値を認めることができず、生命さえ軽視してしまう傾向があるからである。

しかし、教師や親によっては「思いやりを持て」などという、美辞麗句を述べた感情論で済ましてしまっている者がいる。日本の特有の「みんな一緒」主義の文化、そこに目を向けようとはせずに。

ツイート

スレッド一覧