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「もしもし?タケシさん、、。」 「あっ、もしもし。ゆう子さん。」 「どうしたのかしら。今、突然に通話が途切れた気がしたわ。」 「これはね、ゆう子さん。実は、あと3分位しか通話出来ないんだ。女性は通話フリーだけどね。男性は購入したポイントが無くなると、もう通話出来ないんだ。」 「あら、そうなの。残念だわ〜。」 「めちゃくちゃ楽しかったよ、ゆう子さん。いつの日か、また電話で話す機会があったら、そん時はよろしくね。僕の事、忘れないでね。」 「こちらこそ、とっても楽しかったわ〜。タケシさん。いろいろ話が出来て、本当に良かったわ。ありがとうね。」 「最後に、1つ聞いてもいい?ゆう子さん。」 「なあに。何でも聞いて。タケシさん。」 「もし、もし実際に、息子のヒロシさんに迫られたら。母さん、頼む。抱かせてくれっ!って言われたりしたら、ゆう子さんは、どうする?」 「ウフフッ。想像つかないわ。ヒロシは、絶対にそんな事は言わないと思うわ。ちょっと前まで、彼女がいたみたいだけど。今は、どうかしら。いずれにせよ、私を求めて来るなんて、、、。現実的には、無いと思うわ。」 「ははっ。まあ、そりゃそうかもしれないけど。じゃあ、現実の話じゃなくて、過去の話でさ。そうだなあ、年頃の、高校生くらいのヒロシさんが。母さん教えてよ、やらせてよ母さん、母さんがシテくれないと、勉強が手に付かないよぉ〜、とか言って迫ってきたら。ゆう子さんだったら、どう対処した?」 「そうね。母親としては、やっぱり毅然とした態度で、きっちり拒否するべきだと思うけれど。子供の将来の事も考えたらね、、、。ただ、それでも私は、、、きっと、、、。」 「きっと、、、何?、、、ゆう子さん。」 「もしあの子に、、。ヒロシに真剣に頼まれたら、、、真剣に迫られたら、、、。きっと、、、受け入れたと思うわ。シテあげてたと思う、、、。」 (ありがとう、母さん。嬉しいよ、、。) 「そうか。ごめんね、ゆう子さん。なんか、変な事を聞いちゃって。じゃあ、いつまでもヒロシさんと仲良くね。元気でね、ゆう子さん。今日は、本当に楽しかったよ。ありがとう。」 「こちらこそ、本当に楽しかったわ。ありがとうタケシさん。タケシさんも、お母様を、アキコさんを大事にしてね。絶対にお母様を、貴方の大好きなお母様を、泣かせる様な事はしちゃダメよ。」 「うん。わかってるよ、ゆう子さん。」 「ウフフッ。ごめんなさいね。説教みたいな口調になっちゃったわ。これだから、おばさんは、、、ウフフッ。」 「もう、電話が切れちゃう。ねぇ、ゆう子さん。最後にもう一度、キスしようよ。」 「ああっ、、タケシさぁん、、、アンッ、、アムッ、、アン ンフッ ンンーーーーッ ンフッ 」 「アムッ ウムッ ンンーーーーッ プハァ ゆう子さぁん、、、アムッ ンフッ チュッ チュチュウーーーーッ プハァーーッ 」 「チュッ チュチュッ チュウッ ああっ、、タケシさぁん、、、ハァ ハァ 」 プツッ、、、、音声ガイダンスが流れた。 「お客様の、ポイント残高が、ゼロになりました。引き続き、番組を御利用する場合は、トップメニューに戻って、ポイント追加から、新たにポイントを購入して下さい。御利用ありがとうございました。」 プツッ、、、、 ツゥーーツゥーーツゥーーツゥーー (ああ、終わった、、、。母さんを騙した事は、悪かったけど、、、。でも、我ながらよく頑張った。頑張って、他人を演じきった。これで、いいんだ、、、。)
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