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手さげバッグだが、少し大きめのバッグだった。さて、この後に自分が取った行動は、自分でもよく説明が出来ない。もしかしたら、運命に導かれるようにして、体が勝手に動いたのかもしれない。バッグなど、はっきり言って興味ないし、どうでもいい。バッグの中に何が入っていようと、知った事ではない。タンスの中の下着や、クローゼットの中のスカートに興味はあっても、バッグの中は別に興味はない。が、しかし、何故か自分は、バッグの中を覗いてしまった。実際、たいした物は入ってなかった。手帳とか化粧品とかハンカチとか。作家の書いた本もあった。あと女性誌が1冊。 (母さんは、こういう雑誌も読むのか。まあ、女性なんだから、女性誌を読むのは普通といえば普通かな。) そう思いながら雑誌を手に取り、ペラペラとページをめくっていった。そして、あるページでめくる手が止まった。それはテレクラの広告ページだった。 (このテレクラなら俺も利用した事ある。なるほど、こういう広告を見て女性は電話してくるのか。) しかし、すぐに自分は、そのページの異変に気付いた。ボールペンで、数字が書かれていた。何桁かの数字が、メモ書きされていた。そのメモ書きは、母の筆跡の様に思えた。さらに見ると、ページの角に折った跡が付いていた。その時は、折れていなかったが、、。胸騒ぎがしてきた。 (母さんは、テレクラを利用したんじゃないのか。) そう思えてきた。ページの折った跡は、偶然かもしれない。しかし、あの数字のメモ書きは、母の筆跡の様に見える。女性がテレクラを利用する時の手順は、よく知らないが、例えば番組を利用する時に必要な、会員番号とかパスワードとか。そういう類のものかもしれない。あの数字のメモ書きは。そして、その広告のテレクラは、かつて自分も利用した事のある、熟女・人妻系のテレクラだった。テレクラにも、いろいろ種類があるが、その番組は「出会い系」というよりは「アダルト会話・テレエッチ」を謳っている番組だった。 (母さんが、見知らぬ男とテレフォンセックスをしている?マジかよ。あの母さんが。) 考えてみた。考えてみて、有り得ない話ではないと思った。自分と姉、2人の子供は家を出ている。父は60を過ぎているが、まだ現役で働いている。平日の日中は家には母しか居ない。もちろん母も、いつも暇しているわけではなく、町内会やら婦人会やら、人付き合いはあるらしいが、それでも昔より時間的な余裕があるはずだ。日中、暇を持て余して、テレクラ遊びに、、、、。有り得るだろうとの結論に達した。 (母さんが、テレエッチ、、、。誰も居ない、この家で。いやらしい姿で、淫らな声を出して、、、。うっ、、、。かなり、、エロいかも、、、。見たい、、、聴いてみたい、、、。) 一気に下半身に血が集まってくるのを感じた。母の寝室を出て、大きく深呼吸した。まもなく母も帰ってくる。変わらず普段どおりに接したい。気分を落ち着かせる為に、有効な手段があった。自分は、いい年して恥ずかしい限りだが、、。幼い頃に憧れた、20年位前の母の姿を思い浮かべてオナニーをした。スッキリしたところで久々に母の手料理を味わい、夜遅くに、自分のアパートに戻った。ある決意を胸に秘めて。
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