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数十分が経ち、俺は結衣と学校を後にした。 その帰り、結衣は俺を励まそうと必死に楽しい話をしてくれた。 付き合ってた時のこと、別れた後のこと、そして今のこと。 懐かしさや新鮮さが混じる話に気が楽になった。 この時、結衣がいてくれなかったら落ちていくだけだっただろう。 俺は結衣に救われた。 結衣の家に着き、俺は手を振った。 そして帰ろうとした瞬間、結衣が俺を呼び止めた。 結衣「正敏っ!!…今日、寄ってかない?」 俺「いや、おじさんもおばさんもいるんだろ?迷惑になるから今日は帰るよ」 結衣「大丈夫だよ!!お父さんもお母さんも正敏に会いたがってたし!!だから…ね?」 結衣にお願いされた俺は久々に結衣の家にお邪魔した。
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