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わたしは、光輝の部屋で、椅子に座って、携帯電話マナーモードにして、いじりながら時間潰して、光輝が口元にあてたタオルにえずくたび背中をさすった。 光輝は、えずいた後タオルを近くのごみ袋に突っ込んで、新しいタオルを口元にあてるを繰り返した。 タオルが枕元に何枚も重ねてあるから、いつもそうしてるのかな?独りで。 ふと時計を見ると、7時を回ってた。 「美由。」 光輝が弱々しく言う。やっと、わたしを頼ってくれたかのように。 「ん?」 「タカが買ってきた中に、レトルトのお粥があるから。」 「食べる?」 「うん…。吐いてしまうけど、少しは食べないとな。だから3食は食べるようにしてるんだ。」 「う、うん。分かった。」 わたしは、キッチンに行った。 しっかりしなきゃ。 お粥、お粥。 でも、光輝が、『うん。』だなんて、かわいいところもあるなぁ。…ダメダメ、男にかわいいだなんて。でも…かわいい。
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