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お粥を作りながら、 食べさせてあげないとダメかなぁ?熱いから、ふぅふぅして、あーん……って、あーどうしよう。 お粥ができて、部屋に運ぶ。 「光輝、お粥できたよ。」 そう言うと、光輝は、起き上がろうとした。 わたしは、あわてて、お粥をのせたお盆をパソコンデスクの上に置いて、光輝のところに行く。 「光輝、大丈夫?」 「うん…。」 もしかして、一人で食べる?そう思いながら、パソコンデスクに置いてあったお粥をのせたお盆を、光輝の膝の上に置いた。 スプーンを手に取る光輝。 ガーン。そうだよね。またの機会に。っていうか、光輝のことだから、一生ないかも。 光輝は、お粥をゆっくり食べていく。半分くらい食べたところで、スプーンを置いた。 「美由、ごめん。もう、いい。」 「うん、わかった。」 わたしは、光輝の膝の上のお盆を持って行く。 「美由。」 「ん?何?」 お盆をパソコンデスクの上に置いて、光輝のところに行く。 「……うつるぞ。」 光輝が、ボソッと言った。 今ごろぉ?また、わたしを帰らそうとして。 「わたしは、大丈夫。バカは風邪引かないっていうでしょ。それに、光輝の風邪なら、うつってもいいよ。」 わたしがそう言うと、光輝は、ばっと、わたしの顔を見た。 えっ!わたし、何か変なこと言ったかな? 「光輝、横になる?」 「ううん、まだ、いい。」 「そっかぁ。じゃあ、片付けて来るね。ゴミ箱、ここに置いとくから。」 わたしは、ゴミ箱をベッドのそばに置いて、お盆を持って部屋を出た。
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