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半分くらい食べて、光輝はスプーンを置いた。 「美由、ごめん。もう…。」 「うん。」 まだ、食欲ないよね。 わたしは、お盆を持って、部屋を出てキッチンへ行く。食器を、水につかす。 でも、あのLINEの内容、今の光輝のこと、知らないよね?どうして?…うーん、分からない。まぁ、いっか。 光輝の部屋に戻る。 「ゴホッゴホッゴホッゴホッ」 咳き込む光輝の背中をさする。 タオルを濡らして、絞って、光輝のおでこにのせた。 しばらくして、光輝が、身体を横にして、しきりに口を手で押さえ始めた。 わたしは、光輝の背中をさする。 十何回かさすって、 光輝が、ベッドのそばに置いてあるゴミ箱に顔を近づけた。 「ウエッ」 ボトボトボト 「ハァ、ハァ、ウエッ」 ボトボト 光輝は、深呼吸を2回して。 「美由。もう、大丈夫。」 そう言われて、わたしは、さするのをやめた。 「ゴホッゴホッゴホッゴホッ。」 「ポカリ飲む?」 「うん。」 光輝が、ポカリを2口飲む。 そして、しばらくたって、 「ウッ」 びしゃ 光輝は、ベッドのそばに置いてあるゴミ箱に、吐いた。 わたしは、光輝の背中をさする。 「ウエー」 お粥が、少し混じったのを、また吐いた。
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