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電車でのこと。 その日の電車は混んでいました。暖房が効きすぎているような息苦しさがありました。 立っていたわたしは気持ち悪くなってきて、このままでは倒れるかも…と思い、降りようとしました。でも、出入口も人がふさいでいて、前に進めません。 どうしよう…と気持ちわるさに耐えるように、口元を押さえていると 「気分、悪いんですか?」と若い男性が声をかけてくれました。「はい…」と小さな声で答えると、「顔色悪いから一緒に降りて休みましょう」といって 次の駅で、人をかき分けて一緒に降りてくれました。 ホームのベンチに腰かけると、わたしは急に血の気が引いていくのを感じました。(あ…わたし吐きそう…)そう思ったとき 彼は、わたしの口元にビニール袋をあててくれました。がまんできず、わたしはげーげーもどしてしまいました。 彼はずっと背中をさすってくれました。ひととおり吐ききると、申し訳なくて、彼に何度も謝りました。 彼は、医大生でした。しばらくの間、わたしの嘔吐物を興味深そうにながめていました。。
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