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中学生2年のときのことです。 風邪を引いていたわたしですが、朝は微熱くらいだったので登校しました。午後になり教室移動のとき、わたしが「はぁ…はぁ…」と息を切らしていたら、熱は39度ありました。早退することになり、保健室の先生は家へ連絡するために職員室へいきました。 わたしがベッドに横になると、カーテンの向こうにもう一人休んでいるようでした。 (はぁ…くるしいな…)と目をつむったとき おっえぇっ…げぼっ… バシャッ… えっ??(あ…隣の人が吐いたんだ) 「大丈、夫…ですか?」カーテンを開けると、誰だか知らないけど、とにかく具合の悪そうな男の子が、身を起こし、布団の上に思い切り戻してしまっていました。 「あ…ごめ…ごめんなさいっ」とその子が謝るので、「大丈夫、もう先生くると思います」といいました。でも…その直後 っうぇっっげぇっげぇっげぼっうぇっ…オェーっう…っげぇ… バシャバシャっっ…ドドッドシャあっ… ?!大丈夫? 全然おさまらない彼の嘔吐、沼のよう広がる嘔吐物に、不安でたまらなくなり「先生呼んでくるから!」といい、職員室に向かって走り始めたんです。いつもなら、大した距離じゃないのに、くらくらして…途中で一度壁に寄りかかってしまいました。 そのとき、「おい、そんなとこでなにしてんだよ」と知った声が聞こえました。近所に住む水野先輩でした。わたしはもう歩けないと思ったので、保健室にとても具合悪く嘔吐している人がいると、先生に伝えてと頼みました。 水野先輩は「いいけど…ここまできたなら自分で言えば?」といわれたので困っていると、水野先輩の友人が「この子さ、具合悪いんじゃない?」と。すると水野先輩がわたしをそっと引き寄せ…「…あっちい!こんなに熱あってなにしてんだよ。。保健室行くぞ」そういうと、わたしをひょいっとおんぶしました。「重いからやだ…おろして」というと、「バカか、こんなに華奢だからすぐ体調悪くなっちゃうんだろ」と。 保健室で男の子は、わたしが休んでいたベッドで、青ざめていました。先生たちが救急車を呼ぶか相談していました。 嘔吐物で汚れたベッドはそのままだったから、わたしの休む場所はありませんでした。 わたしは、早く横になりたい…気分悪いよ… っと、思いながら、先輩の背中で気を失っていました。先輩にあとで聞いたら「かくっ」て力が抜けたので焦ったそうです。
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