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まだ、熱高そう。どうしたら、下がるんだろ。 タカに相談してみよっと、そっと部屋を出て、電話してみた。 「もしもし。」 『美由。どうした?』 「光輝の熱、下がらない。」 『どんな感じ?』 「1時くらいに計ったときは、39度8分で、それから計ってないけど、いろいろあって、ずっとつらそうにしてるから、下がってないと思う。」 『光輝、無理するからなぁ。いっつも、なかなか下がらないんだよなぁ。』 タカの言葉に、頷きたくなるほど、あてはまることがあった。 着替えのこととか。…… 『氷枕替えてみて』 「あっ!うん。」 氷枕の存在、忘れてた。 『それから、水分はポカリで、キッチンに置いてある。』 「それで大丈夫?」 『ああ、うん、少し吐くと思うけど、吸収もされるから。』 「うん、わかった。」 わたしは、電話をきって、そっと部屋に戻った。 光輝、ごめん。 光輝の頭にある氷枕を、そっととる。 「氷枕か?」 光輝が、ボソッと言った。 起きるよね。やっぱり。 「うん。タカに教えてもらうまで、気付かなかった。」 わたしの言葉に、光輝がフッて笑う。 「美由らしー」 えー!それ、どういう意味?もぉ! 「だいぶ替えてなかったの?」 「美由が来る前に替えた。」 えーっと、今が3時過ぎだから、7時間くらい前かぁ。 「待っててね。」 そう言って、わたしは部屋を出た。 氷枕を作って、ポカリを持って、また部屋に戻る。 「はい、氷枕。」 光輝の頭に氷枕をひく。 「あと、これ。」 ポカリを差し出す。 そういえば、 「光輝、トイレは大丈夫?」 「うん。美由が、コンビニ行ってるときに、行った。ゴホッゴホッ」 あーそうですか。 タカの言葉が、頭に浮かぶ。
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