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お粥だけ、片付けに行って、まだ吐くかなぁと思いながら、部屋に戻った。 「大丈夫だった?」 光輝が、こくりと頷く。 よかった。 「じゃあ、これも片付けてくるね。」 わたしは、ゴミ箱を持って、部屋を出て、片付ける。 部屋から、光輝が咳き込んでるのが聞こえてくる。 まだ、咳もでるよね、はぁ。 部屋に戻って、光輝のおでこのタオルを濡らし直して、絞って、光輝のおでこにのせる。 「ついでに、氷枕も替えてくるね。」 氷枕を持って、部屋を出る。 熱は、少しずつだけど、下がってきてるから、大丈夫かぁ。 氷枕の中身を替えて、部屋に戻る。 「はい、光輝。」 光輝の頭の下に、氷枕をひく。 「美由は、晩御飯は?」 「わたしは、昼御飯が遅かったから、まだ大丈夫。」 「はぁ…」 なんで、そこでため息? って思ったら、咳き込み始めた。 「ゴホッゴホッゴホッゴホッ…」 わたしは、光輝の背中をさする。 咳が治まって、 「美由。ごめん、喉が乾いたから、飲んでもいい?」 「どうぞ、どうぞ。」 光輝に、ポカリを渡す。 喉が乾いて飲むのは、普通のこと、それなのに誤るのは、吐くことがわかってるから。 飲んで、しばらくたって、 「ウッ」 びしゃ 光輝は、ベッドのそばに置いてあるゴミ箱に、吐いた。 あわてて、わたしは、光輝の背中をさする。 「ウエー」 お粥が、少し混じったのを、吐いた。
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