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トイレから帰ってきて、光輝は、ベッドに横になって、すぐに、咳き込み始めた。 わたしは、咳が治まるまで、光輝の背中を優しくさする。 咳が治まって、光輝は、眠ろうと目を閉じた。 ほんとに、なかなか寝られなかった。 寝たと思ったら、咳き込んで、目を覚ます。 光輝の背中をさすったり、光輝のおでこのタオルを替えたり…… 喉が乾いたからって、ポカリを2回飲んで、飲むたび吐いて。 11時過ぎに、もう一度氷枕を替えた。 時間が経つにつれて、段々咳のでる間隔が開いてきて、深い眠りにつけたのは、1時だった。 けっこう寝て、目が覚めた。 今、何時? 時計を見ると、 5時かぁ。……美由は? ベッドに伏せて、顔をこっち向けて寝てた。 美由の寝顔……フッ…… 笑みがこぼれる。 ゴホッゴホッ咳が、ゴホッゴホッゴホッゴホッ 起こしたらダメだって思って、口を閉じても、咳は止まらなかった。 ムフッムフッムフッムフッ 美由が目を覚ます前に、止めないと… 想いは届かず、美由は目を覚ました。 「光輝、大丈夫?」 ゲホッゲホッゲホッゲホッ 美由は、いつものように、落ち着くまで、背中をさすってくれた。 やっぱり、ダメだなぁ、俺。好きな人が、よく寝てるのに、起こすとか…。迷惑ばっかりかけてるよな。
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