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【2018】環境情報 2スレ目
[1]ごるばちょふ PC/Chrome
2018/02/21 16:52
のびのびー


[362]5番を選択しました。 sp/iPhone ios11.2.5
2018/02/25 00:57
好きなことが見つからなく、真夏の息苦しい暑さもあり、全てに無気力だった少年はいつもソファに寝そべっていた。彼の居場所は常にソファだったのだ。しかし、祖父の勧めで絵を描くことにした。すると、少年はソファから足を下ろし、絵描きに挑戦してみた。気がづくと絵画が自分の拠り所となっていた。好きなことを見つけたのである。
中学初年、彼は真夏の暑さに負けじと運動に精を入れた。体力テストや体育の成績は共に校内一位。次は得意なことを見つけたのである。けれども、彼にはひとつだけ欠けているものがあった。それは勉強である。冬の寒い風が嫌な知らせを告げるように、彼と彼の母の元に成績通知が渡された。「絵なんて描く暇はないぞ」「部活はやめなさい」という言葉を何度も何度も聞く。
それからというもの、彼は高校3年間絵も描かず、部活にも入らず、ひたすら勉強だけをした。合格発表の日まで、彼は自身に満ち溢れていた。勉強のために、好きなこと、得意なことを犠牲にした3年間が彼の努力そのものを物語っていたからだ。しかし、合格通知には不合格の三文字が大きく書かれていた。すぐに、彼は倒れこんだ。まるで心だけを残して、体が屍になったかのように。当然悲しい。だが、勉強で疲れ切った彼の目からは一滴の涙もこぼれ落ちなかった。そんな時、あることに気づいたのである。倒れた場所がソファであったということに。当時無気力だった少年はソファを降りた後に好きなことを見つけた。こう考えていると、新たな道を歩むために自然と足が動いた。絶望の淵にいた彼は、ソファから大きく右足を床につけた。

我々は、とかく現在を生き、未来における理想の「自分像」に近づこうと努力をするが、過去を軽視してしまう。しかし、自分の生きてきた人生を一番表しているのは過去である、ということを見落としているのではかいか。この物語では、主人公が「ソファ」という過去を連想させるものを見ることで、自分の過去を振り返り、今の自分を見つめ直す姿を表している。自分の過去が自分自身を救うこともあるのだというメッセージを込めて制作にあたった。

これで合格しました。下手な文章ですが、よければ参考にどうぞ!

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