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アシスタント
1有紀 IE
10/28 14:51
「ちょっと来てくれないか。」
「はい、先生。」

官能小説家の正治はアシスタントのアルバイトで雇った有紀を部屋に呼んだ。

有紀は25歳で愛するだんな様と結婚してまだ3ヶ月のほやほやの新妻だった。
しかし専業主婦の有紀は昼間の時間を持て余していた。

知り合いを通じて正治の元でアシスタントとして働くことになった。

時間は午前十時から夕方四時まで、人妻の有紀としては無理のない条件だった。

正治は28歳で独身であった。
結婚暦はない。
こんな職業故に相手が見つからなかったのかもしれないと自分でも思っていた。

こんな自分が男女の戯れ事の模様を文章にして、それで生活しているのは何かおかしな気分でもあった。
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返信数:35件

2有紀 IE
10/28 14:52
「こっちに来てまぁ座りなさい。」
正治が言うと有紀はエプロンを外し、正治の隣に正座をした。

正治の仕事部屋は六畳の畳の部屋だった。

そこに机が置かれ机の上にはパソコンが置いてあった。

有紀はアシスタントの仕事以外にもいろいろしてくれた。
食事の用意はもちろん掃除や洗濯までも定期的にやってくれた。
夕方帰る時には夕飯のおかずも作っていってくれた。

そんな有紀に正治は好意を持ち、アシスタントとして、有紀を可愛がっていた。

正治はものすごく有紀に助けられていたのだ。

「この原稿だが、どう思う?このあと何かいい言葉はないかな?」
有紀は正治が書きかけているパソコンに打ち込まれた官能小説の原稿に目を通した。

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3有紀 IE
10/28 14:53
有紀も官能小説は嫌いじゃなかった。
嫌いじゃないとうよりかなり好きだった。

何度かこうやって書きかけの原稿に目を通したが必ず股の奥が熱くなってきた。
自分もこんな風にされてみたい。

小説の中の登場人物がうらやましく感じた。
それでも有紀は正治の前では平然を装った。

「そうですねぇ、こんなのはどうでしょう?」
有紀が原稿の続きを打ち始めた。

正治は有紀がパソコンに原稿を打っている間有紀の体を上から下まで眺めた。
長めの髪、適度に膨らんだ胸、形のいいお尻が魅力的だった。

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4有紀 IE
10/28 14:53
ミニスカートの裾から覗くぴったりと閉じた太股は人妻であるゆえにガードの固さを示していたように感じた。

しかしそれが逆に正治をソソった。
有紀の体を上から下まで眺めた正治はモニター画面に打たれた原稿を読んだ。

「ほお、なるほど。それはいいな。」
正治が相槌を打った。

「続きは僕が考えよう、僕が言った事を打ち込んでくれないか?」
「はい、何でもお手伝いさせてください。」
有紀はそう言うとキーボードの上に指を乗せ正治の言葉を待った。

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5有紀 IE
10/28 14:54
物語は官能小説の核心部ともいえる男女の戯れの部分に突入した。
有紀は正治の発した言葉をありのまま打ち込んだ。

最初は何事もなく原稿を打ち込んだ有紀だったが、次第に正治の発する言葉に時々有紀の手が止まった。正治は聞いた。

「ん?どうした?」
「いえ、なんでもないです…。」
「じゃ、続けるよ?」
「はい。」
「男は女をベッドに押し倒し、太股を撫でながらスカートの中に手を滑り込ませていった…。」
有紀の手が止まった。

有紀はうつむいて目を閉じていた。
何かをこらえているようだった。

「大丈夫かね?気分でも悪いのかね?」
「いえ、大丈夫です。続けて下さい。」
有紀はそう言ってまたキーを打つ準備をした。

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6有紀 IE
10/28 14:54
「男は女のクリトリスから穴までを指先ですーっとなぞった…。」
正治がそう言ったところでまた有紀の手が止まった。

有紀は正座したまま少し太股をこすり合わせるような仕草をした。

正治はそれを見逃さなかった。
正治にはそれですべてがわかった。
有紀は感じているのだ。

小説の原稿を打ちながら自らその妄想の世界に入ってしまっているのだった。

正治は気付かないフリをして続けた。
「女の股間は濡れていた。下着の上まで愛液がしっとりと溢れ出してきていた…。」
有紀は、まるで今の自分の事を言われているようで恥ずかしくなり、ぴったりと合わせた太股に力が入った。

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7有紀 IE
10/28 14:55
「男は女の下着を脱がし、脚を大きく広げ、クリトリスの回りの肉を指で左右に大きく開きそこへ舌を入れた。」
有紀はキーを打つ手に力が入らなくなり続きを打つことができなくなった。

有紀はうつむいたまま、また目を閉じていた。

自然にこすり合わせそうになる太股にぎゅっと力を入れてかなりこらえている様子だった。

正治は有紀のそうやって必死にこらえている姿を見て興奮を抑えられなくなった。

「もう我慢できないかね?」
正治が有紀に尋ねた。

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8有紀 IE
10/28 14:55
「えっ、あっ、いえ…。」
有紀は、正治が今の自分の状況を察したことに気付いた。

恥ずかしさがいっぱいで言葉を返せなかった。ただうつむいていただけだった。

「さぁ、こっちにおいで。楽にしてあげよう。」
正治は有紀の腕をひっぱり、有紀を引き寄せた。

有紀は正座から崩れ、横座りになった。

「あっ…、やめてください…、先生!」
「もう感じてるんだろ?この小説の世界に自ら浸ってたんじゃないのか?」
有紀はすべてを正治に知られていた。
有紀は何も言い返せなかった。

「でも…、先生…、私には夫が…。」
その言葉が有紀にとって精一杯正治に対する抵抗だった。

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9有紀 IE
10/28 14:56
正治はそんな言葉を気にもせず有紀を抱きしめて離さなかった。

「旦那にはナイショにしておこう。」
そう言って正治は有紀の胸を服の上からぎゅっと掴み、揉んだ。

「あ…先生…ダメ…。主人に叱られます…。」
有紀は言葉では抵抗しているが体は正直だった。

抵抗しようにも感じていて力が入らなかった。
体はこれからの情事を期待していたかのようだった。

最後の力を振り絞って無駄な抵抗をしている有紀、しかしその姿は逆に正治の欲望に火を点けた。

抵抗しようとして脚に力が入りスカートが捲れ上がり太股がだんだん露になっていった。
その姿は完全に正治を誘っていた。

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10有紀 IE
10/28 14:56
正治の手は露になった有紀の太股を撫で上げスカートの中へと侵入していった。

「先生…お願い…許してください…。」
「ダメだ…。」
正治は有紀を許さなかった。

正治の手はとうとう下着の上から有紀のおまんこを正治ぐり始めた。

「ほら、もうこんなになってるじゃないか。」
そこは下着の上からでもすぐにわかるほど濡れていた。正治はクリトリスの辺りを強く指で押さえた。
「あっ…」
有紀は気持ちよさそうに仰け反っていやらしい声を漏らした。

「気持ちいいんだろ?」
有紀は何も答えなかった。

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11有紀 IE
10/28 14:57
正治は今度は指で円を書くようにクリトリスを下着の上から撫でた。

「あ…気持ちいい…」
有紀にはたまらない快感だった。

囁くようにとうとう気持ちいいという言葉を発してしまった。

有紀はそう言わずにはいられない体になっていたのだ。

それは有紀が正治に体を捧げる覚悟ができたという合図でもあった。

正治は畳の上に有紀を寝かした。
ここは正治の仕事部屋、布団なんてなかった。

有紀は布団も何もない畳の上に仰向けに寝かされた。

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