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小説
1わかな
SonySO-01E
08/18 22:17
日頃は強くて、めちゃくちゃかっこよくってっていう人で、でも、胃腸が弱くて、症状がでると弱々しくなって、子供みたいにもなったりする。そのギャップがいいから、男の登場人物で書いてみます。よかったら、感想くださいね。


日頃は強くて、めちゃくちゃかっこよくってっていう人で、でも、胃腸が弱くて、症状がでると弱々しくなって、子供みたいにもなったりする。そのギャップがいいから、男の登場人物で書いてみます。よかったら、感想くださいね。


返信数:68件
71わかな
SO-02G
04/21 21:33
数分たって、光輝が口を開いた。
「美由。もう、俺に構うな。」
「えっ?」
「俺たち、付き合う前に戻ろう。」
「何でそんなこと言うの?」
別れ話は、もうないと思ってたのに。
「俺は…、美由に迷惑ばっかりかけてる。」
「そんな、迷惑だなんて…。」
「俺のために、学校を休むし、ご飯食べるの遅くなって、吐き気がするまでになるし。」
あっ!
その時のことを思い出す。
「ちゃんと寝れないし、制服、しわだらけになるし、今日だって、よく寝てたのに、起こしたし。」
「それは、仕方な…。」
「それに、何より、疲れるだろ。」
光輝……。
わたしは、首を横に振る。
「光輝、気に過ぎだよ。わたし、そんなふうに思ってないよ。」
光輝は、黙ったまま俯いてる。
「光輝のことが好きだから。」
光輝が、わたしの顔を見る。
「光輝に、早く元気になって欲しいって思う。」
「美由……。」
光輝の涙腺が、緩み始めて、また俯く。
「ほんとは。」
「……?」
「ほんとは、そばにいてほしい。」
光輝……。
わたしは、光輝の組んでる手に、手を乗せた。
「うん、いるよ。」
光輝の涙が、布団の上に落ちた。


数分たって、光輝が口を開いた。
「美由。もう、俺に構うな。」
「えっ?」
「俺たち、付き合う前に戻ろう。」
「何でそんなこと言うの?」
別れ話は、もうないと思ってたのに。
「俺は…、美由に迷惑ばっかりかけてる。」
「そんな、迷惑だなんて…。」
「俺のために、学校を休むし、ご飯食べるの遅くなって、吐き気がするまでになるし。」
あっ!
その時のことを思い出す。
「ちゃんと寝れないし、制服、しわだらけになるし、今日だって、よく寝てたのに、起こしたし。」
「それは、仕方な…。」
「それに、何より、疲れるだろ。」
光輝……。
わたしは、首を横に振る。
「光輝、気に過ぎだよ。わたし、そんなふうに思ってないよ。」
光輝は、黙ったまま俯いてる。
「光輝のことが好きだから。」
光輝が、わたしの顔を見る。
「光輝に、早く元気になって欲しいって思う。」
「美由……。」
光輝の涙腺が、緩み始めて、また俯く。
「ほんとは。」
「……?」
「ほんとは、そばにいてほしい。」
光輝……。
わたしは、光輝の組んでる手に、手を乗せた。
「うん、いるよ。」
光輝の涙が、布団の上に落ちた。
今のままでは彼女は無理!1歩踏み出す勇気♪
70わかな
SO-02G
04/15 19:52
片付けてきて、氷枕を替えた。
時々、咳き込む光輝の背中をさすった。
昼がきて、わたしは、お粥を作って、光輝は、お粥を食べて、また吐いて、ポカリを飲んで、またお粥が混じったのを吐いた。
その繰り返しで…。
夜、ゴミ箱を片付けてきて、光輝の熱を計る。
「美由。いつも、ごめんな。片付けさせて。」
「何言ってんの?今更。」
体温計が鳴って、わたしは体温計を見る。
「37度5分」
「もう大丈夫。」
はぁ?37度5分で、もう大丈夫?それって、慣れてるから?もー!
「まだ、完全に熱下がってないんだから、無理したらダメだよ。」
わたしが、少し怒ったように言うと、光輝は、フフッて笑って、
「はいはい。ゴホッゴホッゴホッ。」
「ほらぁ。」
でも、よかった。ここまで熱が下がって。
「なあ、美由。」
「ん?何?」
「家に連絡してるのか?」
「わたしの両親、今、旅行中なんだ。10日間。」
「えっ!」
「だから、あと4日は帰って来ないよ。」
「すっげぇタイミング。ゴホッゴホッゴホッゴホッ」
光輝が、咳をしながら言った。
「でしょー。だから、学校行かなくても、バレない。」
わたしの言葉を聞いて、光輝は、真顔になる。
「美由。明日は、学校…。」
「行かないよ。」
「行けよ。」
「嫌だ。」
「何で?」
「何でって、光輝のことが心配だからだよ。」
光輝は、黙ってしまった。


片付けてきて、氷枕を替えた。
時々、咳き込む光輝の背中をさすった。
昼がきて、わたしは、お粥を作って、光輝は、お粥を食べて、また吐いて、ポカリを飲んで、またお粥が混じったのを吐いた。
その繰り返しで…。
夜、ゴミ箱を片付けてきて、光輝の熱を計る。
「美由。いつも、ごめんな。片付けさせて。」
「何言ってんの?今更。」
体温計が鳴って、わたしは体温計を見る。
「37度5分」
「もう大丈夫。」
はぁ?37度5分で、もう大丈夫?それって、慣れてるから?もー!
「まだ、完全に熱下がってないんだから、無理したらダメだよ。」
わたしが、少し怒ったように言うと、光輝は、フフッて笑って、
「はいはい。ゴホッゴホッゴホッ。」
「ほらぁ。」
でも、よかった。ここまで熱が下がって。
「なあ、美由。」
「ん?何?」
「家に連絡してるのか?」
「わたしの両親、今、旅行中なんだ。10日間。」
「えっ!」
「だから、あと4日は帰って来ないよ。」
「すっげぇタイミング。ゴホッゴホッゴホッゴホッ」
光輝が、咳をしながら言った。
「でしょー。だから、学校行かなくても、バレない。」
わたしの言葉を聞いて、光輝は、真顔になる。
「美由。明日は、学校…。」
「行かないよ。」
「行けよ。」
「嫌だ。」
「何で?」
「何でって、光輝のことが心配だからだよ。」
光輝は、黙ってしまった。
マジな出会いも、遊びの相手も探せる♪
69わかな
SO-02G
04/01 22:56
半分くらい食べて、光輝はスプーンを置いた。
「美由、ごめん。もう…。」
「うん。」
まだ、食欲ないよね。
わたしは、お盆を持って、部屋を出てキッチンへ行く。食器を、水につかす。
でも、あのLINEの内容、今の光輝のこと、知らないよね?どうして?…うーん、分からない。まぁ、いっか。
光輝の部屋に戻る。
「ゴホッゴホッゴホッゴホッ」
咳き込む光輝の背中をさする。
タオルを濡らして、絞って、光輝のおでこにのせた。
しばらくして、光輝が、身体を横にして、しきりに口を手で押さえ始めた。
わたしは、光輝の背中をさする。
十何回かさすって、
光輝が、ベッドのそばに置いてあるゴミ箱に顔を近づけた。
「ウエッ」
ボトボトボト
「ハァ、ハァ、ウエッ」
ボトボト
光輝は、深呼吸を2回して。
「美由。もう、大丈夫。」
そう言われて、わたしは、さするのをやめた。
「ゴホッゴホッゴホッゴホッ。」
「ポカリ飲む?」
「うん。」
光輝が、ポカリを2口飲む。
そして、しばらくたって、
「ウッ」
びしゃ
光輝は、ベッドのそばに置いてあるゴミ箱に、吐いた。
わたしは、光輝の背中をさする。
「ウエー」
お粥が、少し混じったのを、また吐いた。


半分くらい食べて、光輝はスプーンを置いた。
「美由、ごめん。もう…。」
「うん。」
まだ、食欲ないよね。
わたしは、お盆を持って、部屋を出てキッチンへ行く。食器を、水につかす。
でも、あのLINEの内容、今の光輝のこと、知らないよね?どうして?…うーん、分からない。まぁ、いっか。
光輝の部屋に戻る。
「ゴホッゴホッゴホッゴホッ」
咳き込む光輝の背中をさする。
タオルを濡らして、絞って、光輝のおでこにのせた。
しばらくして、光輝が、身体を横にして、しきりに口を手で押さえ始めた。
わたしは、光輝の背中をさする。
十何回かさすって、
光輝が、ベッドのそばに置いてあるゴミ箱に顔を近づけた。
「ウエッ」
ボトボトボト
「ハァ、ハァ、ウエッ」
ボトボト
光輝は、深呼吸を2回して。
「美由。もう、大丈夫。」
そう言われて、わたしは、さするのをやめた。
「ゴホッゴホッゴホッゴホッ。」
「ポカリ飲む?」
「うん。」
光輝が、ポカリを2口飲む。
そして、しばらくたって、
「ウッ」
びしゃ
光輝は、ベッドのそばに置いてあるゴミ箱に、吐いた。
わたしは、光輝の背中をさする。
「ウエー」
お粥が、少し混じったのを、また吐いた。
腕次第で出来る!可愛い娘が…♪
68わかな
SO-02G
03/14 22:04
コンビニから帰ってきて、買ってきたサンドイッチを、さっさと食べて、パックのオレンジジュースを飲んだ。
光輝も、さすがに起きてるよね。
光輝の部屋に行って、ドアをそーっと開ける。
「光輝、起きてる?」
「ああ、うん。」
えーっと…
「朝ご飯、食べる?」
「ゴホッゴホッ、うん。」
わたしは、ドアをゆっくり閉めて、キッチンに向かった。
お粥を作ってると、ダイニングテーブルにある携帯電話が鳴った。
光輝、こんなところに携帯電話置きっぱなしで…。
えっ?
輝美っていう人からのLINEだった。
『今度は、いつ会える?』
輝美って、誰?光輝と、どういう関係?
頭の中、そればっかり浮かんできた。
お粥ができて、光輝の部屋に、持って行く。
「光輝、お粥できたよ。」
わたしが入ると、光輝は、体を起こした。
「ありがと。ゴホッゴホッゴホッゴホッ。」
お粥を乗せたお盆を、光輝の膝の上に置く。
やっぱり、気持ちが沈んでしまう。
「どうした?」
光輝が、言う。
「ううん、なんでもない。」
今、光輝に、心配かけさせたらダメだ。元気になったら、聞こう。元気になったら……、その人と会うの?
「美由。どうしたんだ?なんでもないわけないだろ?そんな泣きそうな顔して。ゴホッゴホッゴホッゴホッ」
えっ?
「何があったんだ?」
「……。」
「美由。」
「…光輝の携帯電話に、輝美っていう人から、LINEが来た。」
わたしは、光輝の顔を見る。
「あー、母さんだ。」
さらっと言った。
えっ!お母さん?なぁんだ。よかったぁ。
ほっとした顔のわたしを見て、光輝は、フッて優しく笑って、お粥を食べ始めた。
「よく会うの?」
「ああ。」
「仲いいんだね。」
「元気なときはな。」
この時、わたしは、光輝の言葉を深く考えなかった。


コンビニから帰ってきて、買ってきたサンドイッチを、さっさと食べて、パックのオレンジジュースを飲んだ。
光輝も、さすがに起きてるよね。
光輝の部屋に行って、ドアをそーっと開ける。
「光輝、起きてる?」
「ああ、うん。」
えーっと…
「朝ご飯、食べる?」
「ゴホッゴホッ、うん。」
わたしは、ドアをゆっくり閉めて、キッチンに向かった。
お粥を作ってると、ダイニングテーブルにある携帯電話が鳴った。
光輝、こんなところに携帯電話置きっぱなしで…。
えっ?
輝美っていう人からのLINEだった。
『今度は、いつ会える?』
輝美って、誰?光輝と、どういう関係?
頭の中、そればっかり浮かんできた。
お粥ができて、光輝の部屋に、持って行く。
「光輝、お粥できたよ。」
わたしが入ると、光輝は、体を起こした。
「ありがと。ゴホッゴホッゴホッゴホッ。」
お粥を乗せたお盆を、光輝の膝の上に置く。
やっぱり、気持ちが沈んでしまう。
「どうした?」
光輝が、言う。
「ううん、なんでもない。」
今、光輝に、心配かけさせたらダメだ。元気になったら、聞こう。元気になったら……、その人と会うの?
「美由。どうしたんだ?なんでもないわけないだろ?そんな泣きそうな顔して。ゴホッゴホッゴホッゴホッ」
えっ?
「何があったんだ?」
「……。」
「美由。」
「…光輝の携帯電話に、輝美っていう人から、LINEが来た。」
わたしは、光輝の顔を見る。
「あー、母さんだ。」
さらっと言った。
えっ!お母さん?なぁんだ。よかったぁ。
ほっとした顔のわたしを見て、光輝は、フッて優しく笑って、お粥を食べ始めた。
「よく会うの?」
「ああ。」
「仲いいんだね。」
「元気なときはな。」
この時、わたしは、光輝の言葉を深く考えなかった。
スキマ時間に楽しく稼ぐ!旦那にバレ無い楽しみ&副業♪
67わかな
SO-02G
01/29 18:11
氷枕を替えてきて、熱を計った。
「38度2分、だいぶ下がったね。」
体温計を見ながら、わたしが言う。
ふわぁ…
アクビが出た。
やだ、光輝の前で、恥ずかしい。
「美由。もう少し寝ろよ。」
「うん…、でも光輝が…」
「美由が、体調崩すようなことになったら、ダメだろ。」
光輝は、少し声を荒らげて言った。
なんで、そういうふうに言うの?
でも、…心配してくれてるんだよね。
「うん、わかった。」
「ソファーで」
「うん。」
突然、光輝が、ムクッと起き上がる。
えっ?何?
「着替えるから。ゴホッゴホッ」
あっ、そうなのかぁ。
光輝は、衣装ケースのほうに行き、わたしは、ドアのほうに行く。
「美由。」
呼ばれて、振り向く。
「ゴホッゴホッ。これ、母さんが泊まりにきたときに着るやつでよかったら。」
トレーナー?これをきて寝ろって?そうだよね。制服じゃあ…。
「ありがとう。」
リビングで着替える。
お母さんが泊まりにくるって言ってたけど、よく泊まりにくるのかなぁ?しかも、自分の部屋に、お母さんの服もしまって。まさか、光輝って、マザコ…ううん、そんなことない。服も、しまうところがないから、光輝の部屋にしまってるだけ、きっと…。でも、パンツもあるのかなぁ、あの中…。あー、ダメダメ。そうだ、お母さんが泊まりにくるときって、光輝の具合が悪いときかも。えっ!それって、今だよね。鉢合わせたら、どうしよう。…あー、もー、何も考えずに寝よ。
しばらく寝て起きた。
今、何時?
時計を見る。
9時かぁ。学校始まってるなぁ。
お腹すいたなぁ。コンビニ行って、何か買ってこよ。光輝は、まだ寝てるかなぁ。
部屋を、そーっと開けて見る。
寝てるよね。コンビニ、行ってこよ。


氷枕を替えてきて、熱を計った。
「38度2分、だいぶ下がったね。」
体温計を見ながら、わたしが言う。
ふわぁ…
アクビが出た。
やだ、光輝の前で、恥ずかしい。
「美由。もう少し寝ろよ。」
「うん…、でも光輝が…」
「美由が、体調崩すようなことになったら、ダメだろ。」
光輝は、少し声を荒らげて言った。
なんで、そういうふうに言うの?
でも、…心配してくれてるんだよね。
「うん、わかった。」
「ソファーで」
「うん。」
突然、光輝が、ムクッと起き上がる。
えっ?何?
「着替えるから。ゴホッゴホッ」
あっ、そうなのかぁ。
光輝は、衣装ケースのほうに行き、わたしは、ドアのほうに行く。
「美由。」
呼ばれて、振り向く。
「ゴホッゴホッ。これ、母さんが泊まりにきたときに着るやつでよかったら。」
トレーナー?これをきて寝ろって?そうだよね。制服じゃあ…。
「ありがとう。」
リビングで着替える。
お母さんが泊まりにくるって言ってたけど、よく泊まりにくるのかなぁ?しかも、自分の部屋に、お母さんの服もしまって。まさか、光輝って、マザコ…ううん、そんなことない。服も、しまうところがないから、光輝の部屋にしまってるだけ、きっと…。でも、パンツもあるのかなぁ、あの中…。あー、ダメダメ。そうだ、お母さんが泊まりにくるときって、光輝の具合が悪いときかも。えっ!それって、今だよね。鉢合わせたら、どうしよう。…あー、もー、何も考えずに寝よ。
しばらく寝て起きた。
今、何時?
時計を見る。
9時かぁ。学校始まってるなぁ。
お腹すいたなぁ。コンビニ行って、何か買ってこよ。光輝は、まだ寝てるかなぁ。
部屋を、そーっと開けて見る。
寝てるよね。コンビニ、行ってこよ。
近所のヤリマンを探せる新システム♪
66わかな
SO-02G
01/14 16:23
トイレから帰ってきて、光輝は、ベッドに横になって、すぐに、咳き込み始めた。
わたしは、咳が治まるまで、光輝の背中を優しくさする。
咳が治まって、光輝は、眠ろうと目を閉じた。
ほんとに、なかなか寝られなかった。
寝たと思ったら、咳き込んで、目を覚ます。
光輝の背中をさすったり、光輝のおでこのタオルを替えたり……
喉が乾いたからって、ポカリを2回飲んで、飲むたび吐いて。
11時過ぎに、もう一度氷枕を替えた。
時間が経つにつれて、段々咳のでる間隔が開いてきて、深い眠りにつけたのは、1時だった。
けっこう寝て、目が覚めた。
今、何時?
時計を見ると、
5時かぁ。……美由は?
ベッドに伏せて、顔をこっち向けて寝てた。
美由の寝顔……フッ……
笑みがこぼれる。
ゴホッゴホッ咳が、ゴホッゴホッゴホッゴホッ
起こしたらダメだって思って、口を閉じても、咳は止まらなかった。
ムフッムフッムフッムフッ
美由が目を覚ます前に、止めないと…
想いは届かず、美由は目を覚ました。
「光輝、大丈夫?」
ゲホッゲホッゲホッゲホッ
美由は、いつものように、落ち着くまで、背中をさすってくれた。
やっぱり、ダメだなぁ、俺。好きな人が、よく寝てるのに、起こすとか…。迷惑ばっかりかけてるよな。


トイレから帰ってきて、光輝は、ベッドに横になって、すぐに、咳き込み始めた。
わたしは、咳が治まるまで、光輝の背中を優しくさする。
咳が治まって、光輝は、眠ろうと目を閉じた。
ほんとに、なかなか寝られなかった。
寝たと思ったら、咳き込んで、目を覚ます。
光輝の背中をさすったり、光輝のおでこのタオルを替えたり……
喉が乾いたからって、ポカリを2回飲んで、飲むたび吐いて。
11時過ぎに、もう一度氷枕を替えた。
時間が経つにつれて、段々咳のでる間隔が開いてきて、深い眠りにつけたのは、1時だった。
けっこう寝て、目が覚めた。
今、何時?
時計を見ると、
5時かぁ。……美由は?
ベッドに伏せて、顔をこっち向けて寝てた。
美由の寝顔……フッ……
笑みがこぼれる。
ゴホッゴホッ咳が、ゴホッゴホッゴホッゴホッ
起こしたらダメだって思って、口を閉じても、咳は止まらなかった。
ムフッムフッムフッムフッ
美由が目を覚ます前に、止めないと…
想いは届かず、美由は目を覚ました。
「光輝、大丈夫?」
ゲホッゲホッゲホッゲホッ
美由は、いつものように、落ち着くまで、背中をさすってくれた。
やっぱり、ダメだなぁ、俺。好きな人が、よく寝てるのに、起こすとか…。迷惑ばっかりかけてるよな。
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65わかな
SO-02G
01/08 14:53
8時が過ぎて、さすがにわたしもお腹がすいて、コンビニで買ってきてた晩御飯を食べる。
食べてる間も、光輝の部屋から、時々、光輝が咳き込んでるのが聞こえた。
早く戻らないとって思いながら、食べる。
食べ終わって、光輝の部屋に戻った。
光輝のおでこのタオルを、濡らし直して、絞って、光輝のおでこにのせる。
「美由…。」
「ん?何?」
光輝が、布団の中から手を出してきた。
わたしは、その手を握る。
光輝って、たまーにこうやって、甘えてくるよね。
あー、ダメだ、ドキドキしてきた。
「こ、光輝、もう寝たほうがいいよ。寝るのが一番。」
「寝られないよ。昨日の夜から。ゴホッゴホッ」
そうだよね。咳止めの飴も、しょせんコンビニで買ってきた袋の飴、咳止めとは書いてあるけど。
「大丈夫だよ、わたしがついてるから。」
って言ったけど、わたしがついてるからって、咳が治まるわけでもなく。
こんなことしか言えなかった。
でも、光輝は、それで安心したのか、目を閉じた。
けど、すぐに開けて、
「美由。寝る前に、トイレ行ってくるよ。」
「うん、そうだね。」
光輝が、体を起こす。
「行ける?」
「うん。ゴホッゴホッ、慣れてるから。」
咳をこらえて言った。
言うと思った。
わたしは、大丈夫かなぁって思いながら、トイレに行く光輝を見守る。


8時が過ぎて、さすがにわたしもお腹がすいて、コンビニで買ってきてた晩御飯を食べる。
食べてる間も、光輝の部屋から、時々、光輝が咳き込んでるのが聞こえた。
早く戻らないとって思いながら、食べる。
食べ終わって、光輝の部屋に戻った。
光輝のおでこのタオルを、濡らし直して、絞って、光輝のおでこにのせる。
「美由…。」
「ん?何?」
光輝が、布団の中から手を出してきた。
わたしは、その手を握る。
光輝って、たまーにこうやって、甘えてくるよね。
あー、ダメだ、ドキドキしてきた。
「こ、光輝、もう寝たほうがいいよ。寝るのが一番。」
「寝られないよ。昨日の夜から。ゴホッゴホッ」
そうだよね。咳止めの飴も、しょせんコンビニで買ってきた袋の飴、咳止めとは書いてあるけど。
「大丈夫だよ、わたしがついてるから。」
って言ったけど、わたしがついてるからって、咳が治まるわけでもなく。
こんなことしか言えなかった。
でも、光輝は、それで安心したのか、目を閉じた。
けど、すぐに開けて、
「美由。寝る前に、トイレ行ってくるよ。」
「うん、そうだね。」
光輝が、体を起こす。
「行ける?」
「うん。ゴホッゴホッ、慣れてるから。」
咳をこらえて言った。
言うと思った。
わたしは、大丈夫かなぁって思いながら、トイレに行く光輝を見守る。
マジな出会いも、遊びの相手も探せる♪
64わかな
SO-02G
01/03 09:26
お粥だけ、片付けに行って、まだ吐くかなぁと思いながら、部屋に戻った。
「大丈夫だった?」
光輝が、こくりと頷く。
よかった。
「じゃあ、これも片付けてくるね。」
わたしは、ゴミ箱を持って、部屋を出て、片付ける。
部屋から、光輝が咳き込んでるのが聞こえてくる。
まだ、咳もでるよね、はぁ。
部屋に戻って、光輝のおでこのタオルを濡らし直して、絞って、光輝のおでこにのせる。
「ついでに、氷枕も替えてくるね。」
氷枕を持って、部屋を出る。
熱は、少しずつだけど、下がってきてるから、大丈夫かぁ。
氷枕の中身を替えて、部屋に戻る。
「はい、光輝。」
光輝の頭の下に、氷枕をひく。
「美由は、晩御飯は?」
「わたしは、昼御飯が遅かったから、まだ大丈夫。」
「はぁ…」
なんで、そこでため息?
って思ったら、咳き込み始めた。
「ゴホッゴホッゴホッゴホッ…」
わたしは、光輝の背中をさする。
咳が治まって、
「美由。ごめん、喉が乾いたから、飲んでもいい?」
「どうぞ、どうぞ。」
光輝に、ポカリを渡す。
喉が乾いて飲むのは、普通のこと、それなのに誤るのは、吐くことがわかってるから。
飲んで、しばらくたって、
「ウッ」
びしゃ
光輝は、ベッドのそばに置いてあるゴミ箱に、吐いた。
あわてて、わたしは、光輝の背中をさする。
「ウエー」
お粥が、少し混じったのを、吐いた。


お粥だけ、片付けに行って、まだ吐くかなぁと思いながら、部屋に戻った。
「大丈夫だった?」
光輝が、こくりと頷く。
よかった。
「じゃあ、これも片付けてくるね。」
わたしは、ゴミ箱を持って、部屋を出て、片付ける。
部屋から、光輝が咳き込んでるのが聞こえてくる。
まだ、咳もでるよね、はぁ。
部屋に戻って、光輝のおでこのタオルを濡らし直して、絞って、光輝のおでこにのせる。
「ついでに、氷枕も替えてくるね。」
氷枕を持って、部屋を出る。
熱は、少しずつだけど、下がってきてるから、大丈夫かぁ。
氷枕の中身を替えて、部屋に戻る。
「はい、光輝。」
光輝の頭の下に、氷枕をひく。
「美由は、晩御飯は?」
「わたしは、昼御飯が遅かったから、まだ大丈夫。」
「はぁ…」
なんで、そこでため息?
って思ったら、咳き込み始めた。
「ゴホッゴホッゴホッゴホッ…」
わたしは、光輝の背中をさする。
咳が治まって、
「美由。ごめん、喉が乾いたから、飲んでもいい?」
「どうぞ、どうぞ。」
光輝に、ポカリを渡す。
喉が乾いて飲むのは、普通のこと、それなのに誤るのは、吐くことがわかってるから。
飲んで、しばらくたって、
「ウッ」
びしゃ
光輝は、ベッドのそばに置いてあるゴミ箱に、吐いた。
あわてて、わたしは、光輝の背中をさする。
「ウエー」
お粥が、少し混じったのを、吐いた。
今のままでは彼女は無理!1歩踏み出す勇気♪
63わかな
SO-02G
12/11 01:12
半分とちょっと食べ終わったところで、スプーンを持ってる手を止めた。
「光輝、もうやめとこ。」
口に持って行くと、無理して全部食べちゃうからね。
光輝が、いつもはすぐ片付けに行くのに、片付けに行かないわたしを見て言う。
「どうした?」
「ううん」
わたしは、首を横に振る。
いつも、片付けに行ってる間に吐くから。助けたいときに助けてあげれない。そばにいてあげたいときに、そばにいてあげれない。
光輝は、そんなわたしの気持ちをわかったのか、
「俺なら、今は、大丈夫。」
「えっ?」
「少し落ち着いてきてるから。ゴホッゴホッ」
「ほら、もー。」
いいんだ。洗いにくくなっても。
ほんとに、光輝は、すぐ吐きそうにはなかった。
それから、しばらくたって、光輝は、しきりに口を手で押さえ始めた。
息も荒くなってきた。
「光輝、気持ち悪い?吐きそう?」
光輝が、こくりと頷く。
わたしは、光輝の背中をさすった。ベッドの端を握りしめてる光輝の手を、ぎゅっと握る。
光輝は、ベッドのそばに置いてあるゴミ箱に顔を近づけた。
「ウエッ」
ボトボトボト
嘔吐物が、ゴミ袋をセットしたゴミ箱の中に落ちる。
「ハァ、ハァ、ウエッ」
ボトボト
光輝は、深呼吸を2回して。
「美由。もう、大丈夫。」
そう言われて、わたしは、さするのをやめた。


半分とちょっと食べ終わったところで、スプーンを持ってる手を止めた。
「光輝、もうやめとこ。」
口に持って行くと、無理して全部食べちゃうからね。
光輝が、いつもはすぐ片付けに行くのに、片付けに行かないわたしを見て言う。
「どうした?」
「ううん」
わたしは、首を横に振る。
いつも、片付けに行ってる間に吐くから。助けたいときに助けてあげれない。そばにいてあげたいときに、そばにいてあげれない。
光輝は、そんなわたしの気持ちをわかったのか、
「俺なら、今は、大丈夫。」
「えっ?」
「少し落ち着いてきてるから。ゴホッゴホッ」
「ほら、もー。」
いいんだ。洗いにくくなっても。
ほんとに、光輝は、すぐ吐きそうにはなかった。
それから、しばらくたって、光輝は、しきりに口を手で押さえ始めた。
息も荒くなってきた。
「光輝、気持ち悪い?吐きそう?」
光輝が、こくりと頷く。
わたしは、光輝の背中をさすった。ベッドの端を握りしめてる光輝の手を、ぎゅっと握る。
光輝は、ベッドのそばに置いてあるゴミ箱に顔を近づけた。
「ウエッ」
ボトボトボト
嘔吐物が、ゴミ袋をセットしたゴミ箱の中に落ちる。
「ハァ、ハァ、ウエッ」
ボトボト
光輝は、深呼吸を2回して。
「美由。もう、大丈夫。」
そう言われて、わたしは、さするのをやめた。
顔出し無しで高時給!旦那にバレ無い副業♪
62わかな
SO-02G
11/29 00:15
「ウエー」
十数分後、光輝は、また吐いた。
それから、わたしはまた、光輝のおでこのタオルを濡らし直したり、咳がでると、背中を優しくさすったりした。
「美由。」
「何?」
「あめ」
「飴?食べる?」
こくりと、光輝が頷く。
わたしは、飴を取って、光輝に渡した。
わたしが買ってきた咳どめの飴を、食べてる。わたし、役にたってるね。嬉しい。
日が暮れて、やっと光輝の熱が少し下がった。
「39度」
体温計を見て、わたしが言う。
それでもまだ、39度かぁ。
「ご飯、食べる?」
おそるおそる、訊く。
「うん」
「じゃあ、作ってくるね。」
わたしは、キッチンに行って、お粥を作った。
よかった、熱が下がってきてて。
できたお粥を、光輝の部屋に、持って行く。
わたしが来たのを見ると、光輝は、起き上がろうとした。
「ダメだよ。光輝。」
お粥がのったお盆を、パソコンデスクに置いて、あわてて光輝のところに行って、寝かせた。
「まだ、寝てなきゃ。せっかく熱が下がったのに、また上がったらどうすんの?」
もー!ちょっとよくなったら、 すぐこれだもん。
ぶつぶつ言いながら、お盆をとりに行く。
フッて、光輝が笑う。
「なぁに笑ってんの?」
光輝のそばに座る。
「なんでもない。」
わたしは、お粥をスプーンで少しすくって、光輝の口に持って行く。
「はい、光輝。」
光輝は、ゆっくり食べていく。


「ウエー」
十数分後、光輝は、また吐いた。
それから、わたしはまた、光輝のおでこのタオルを濡らし直したり、咳がでると、背中を優しくさすったりした。
「美由。」
「何?」
「あめ」
「飴?食べる?」
こくりと、光輝が頷く。
わたしは、飴を取って、光輝に渡した。
わたしが買ってきた咳どめの飴を、食べてる。わたし、役にたってるね。嬉しい。
日が暮れて、やっと光輝の熱が少し下がった。
「39度」
体温計を見て、わたしが言う。
それでもまだ、39度かぁ。
「ご飯、食べる?」
おそるおそる、訊く。
「うん」
「じゃあ、作ってくるね。」
わたしは、キッチンに行って、お粥を作った。
よかった、熱が下がってきてて。
できたお粥を、光輝の部屋に、持って行く。
わたしが来たのを見ると、光輝は、起き上がろうとした。
「ダメだよ。光輝。」
お粥がのったお盆を、パソコンデスクに置いて、あわてて光輝のところに行って、寝かせた。
「まだ、寝てなきゃ。せっかく熱が下がったのに、また上がったらどうすんの?」
もー!ちょっとよくなったら、 すぐこれだもん。
ぶつぶつ言いながら、お盆をとりに行く。
フッて、光輝が笑う。
「なぁに笑ってんの?」
光輝のそばに座る。
「なんでもない。」
わたしは、お粥をスプーンで少しすくって、光輝の口に持って行く。
「はい、光輝。」
光輝は、ゆっくり食べていく。


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