１４歳のときの悪夢：被害者の話

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１４歳のときの悪夢

1riko

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09/18 14:35
中２のとき、同級生のＫ君とつき合い始めて間もないころの話です。
デートで映画を見た帰りでした。
「莉子ちゃん、お腹すいたね、マクドにでも行こうか」
「そうね、夕ご飯まで時間があるから、ポテトＭくらいにして分け合おう」
夕方、ウキウキで二人で歩いていると、ちょっとイケメンの男性に声をかけられました。
「学生衣料の宣伝モデルを探しているのだけど、君、可愛いしイメージにぴったりだ。やってみない？親御さんに連絡取れる？」
親の同意が前提ということで却って安心しました。
でも、その時、両親（夫婦で税理士事務所をやってました）は出張中で、すぐには連絡できません。
そう言うと、「じゃあ彼氏の同意でいいや。彼が一緒なら安心でしょ？制服のモデル撮影で１時間くらいで終わるから、一緒にどう？」とのこと。
Ｋ君も興味があったようで、二人でいそいそとその男について行きました。
車で郊外のスタジオに向かうからと、その男の運転する車に乗せられました。
しかし車は、郊外どころか、どんどんと田舎道に入っていきます。
そしてうらびれた廃校の敷地で車が止まりました。
体育館の中がスタジオだというのです。中に入り、
「ここが本当にスタジオなんですか？」
と聞くと、男は「そんな訳ねえだろ…」と薄ら笑いを浮かべています。
すると、周囲の物陰から数人のガラの悪い男達が現れ近寄ってきました。
「なんだ、まだガキンチョじゃねえか」
「すんません、こんなのしか捕まらなかったので」
「まあ青臭い少女もたまにはいいか、よく見りゃけっこう美人だし、身体もまあまあできかかってるか」
そんな男達の会話を聞き、私は騙されたのだと分かりました。
男達の狙いは私の身体だったのです。
私は怖くなりＫ君にしがみつきました。
Ｋ君も震えてました。でも彼は気丈に私をガードしながら男達に対峙しました。
「やめてください、僕たち未だ中二なんです、近寄らないで！」
しかし一人の男がＫ君を一発で殴り倒してしまいました。
「ガタガタ言うな、怪我したくなけりゃ言うことを聞け」
私は逃げ出そうとしましたが、すぐに男達に捕まり、押し倒されました。
「きゃあああああ！、誰か助けて！」
このあとのことは思い出したくもありません。
必死の抵抗も空しく、私はあっという間に着てるものを剥ぎ取られ、全身を揉みくちゃにされた挙句、乱暴されたのです。
何人もの男達に、あらゆる格好で犯され、挿入され、発射されました。
１時間以上にもわたり犯され続けたのです。
縛られ何もできないＫ君の目の前で。
まだＫ君とはキスさえしていなかったのに。
全てが終ったあと、私たちはワゴン車に乗せられ、郊外の神社脇に放置されました。
「警察にチクったら、画像、ネットでバラまくからな」

Ｋ君と二人、泣きながら帰りました。
「ごめん、莉子ちゃんを守れなくて…」
「今日のことは誰にも言わなkで…」
Ｋ君は約束を守ってくれました。
ただＫ君は私を気遣ってか、自責の念なのか、私を避ける感じでした。
少し寂しかった。

高校は別のところに進学しましたが、この春、東京で偶然出会い、同じ大学に入ったことを知りました。
そして、また改めて付き合い始めました。
先日、しました。
私は実はあの時以来、Ｋ君は初めてだったそうです。
ぎこちなくも充実した愛に包まれ幸せでした。
しっかり勉強して卒業し、ちゃんとした職に就き、できれば彼と家庭を築きたい、そう思ってます。